ダイエットのために朝ごはんは食べないで、そのまま仕事に出勤しているという方も多いのではないでしょうか?なんとなく朝ごはんを食べないで動くと脂肪が燃えそうなイメージがありますよね?しかしその行動がより太りやすい体質に繋げてしまっているかもしれません。
今回はダイエット中はなぜ朝食を食べた方が良いのか、食べることによるどんなメリットがあるのかをお伝えしていきます。
【ダイエットの鍵は血糖値】
お客様で「そこまで食べていないのになぜか太ってしまう」という男性の方がいました。
お話しを伺うと確かにそこまで食事量は多くないのです。しかしその方は仕事の都合で朝から昼まで何も食べず14時〜15時にしっかり食べているという食べ方をしていました。
そこで朝食を少しでも良いから食べてから仕事に出勤していただくように促すと、極端な体重の増加は収まり、体の重だるさも軽減したいう報告をいただきました。
問題点は血糖値の急上昇だったのです。
血中の糖分の値を血糖値と言います。血糖値は食事を摂って栄養を体に吸収する時に上昇します。そしてこの血糖値があがると今度は下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。このインスリンが血糖値をさげるときに血中の糖分を脂肪に変えます。
このインスリンが過剰に分泌されなければ脂肪への変換もされにくいのですが、空腹状態の時に食事を摂ると血糖値も一気に急上昇します。
朝は血糖値が低い状態でスタートします。そのまま仕事に出勤して働くとさらに血糖値を下げることに繋がります。そして血糖値が下がり続けた昼頃にランチをすると一気に脂肪に変わってしまうことになるのです。
それではいくら食事の量を気をつけても、筋トレをして脂肪が燃えやすい体作りをしていてもなかなか痩せません。
対策としては朝起きたらなるべく早く朝食を摂るようにすることです。そうすることで、少しでも血糖値をあげることに繋がり、昼ごはんを食べたとしても急激に上がるということを防げます。さらに朝食を摂ると体のリズムも整いやすくなり、ホルモンバランスや腸内環境の改善にも繋がります。
まとめ
いかがでしたか?今回は朝食を摂ることによるメリットをお伝えしてきました。食事の量を減らしているのになかなか体重が減らないという人は血糖値の急上昇で脂肪がつきやすい生活をしてしまっていたのかもしれません。
朝ごはんを食べるだけで体が変わった方も実際にいらっしゃいます。朝食をしっかり摂って健康的にダイエットに取り組みましょう!
次回は朝食におすすめの食事をお伝えしてします。