体重は落ちたのに下腹部のお肉だけがなかなか取れないという方は多いのではないでしょうか?下腹部を引き締めるにはいくつかポイントがあります。そのポイントを押さえずにダイエットに取り組んでも思ったような成果が得られないことが多いです。
今回は下腹部を引き締めるためのポイントをご紹介していきます。
重要なのは肋骨と骨盤の関係性
最初にチェックしたいのが肋骨と骨盤の関係性です。なぜ肋骨と骨盤なのかというと、お腹の筋肉が肋骨から骨盤に付いているからです。
そのため骨盤が後ろに倒れていたり、肋骨が開いたりしていると筋肉も一緒に緩んでしまうのです。その結果腹筋の緩んだスペースに脂肪がついてきてしまいます。
対策は肋骨も骨盤も前傾にすることです。そうすることで本来の骨格の状態(S字)に近づき、腹筋にもしっかりと力が入るようなります。
少しコツが必要な使い方ですが、一度覚えるとそのまま定着しやすくなります。
そもそも普段から使えていない
肋骨と骨盤の状態を整えるだけでも下腹部は締まりやすくなりますが、まだそれだけでは不十分です。
そもそもですが下腹部に脂肪がついてしまった原因は普段から使えていないというところにあります。脂肪は使えていないところに付くという性質があります。
特に多いのがデスクワークなど、座っていることが多い方です。
座り方が悪いために骨盤が倒れてしまい、下腹の力が抜けてしまっています。座っていても、骨盤を前傾にして、座骨を立てて座るようにしましょう。座骨とは写真の青い部分の骨のことです。
そうすることで、今まで使えていなかった時間が腹筋のトレーニングの時間に変わっていきます。
体は長時間かけて行うことに大きく影響を受けます。今日から座り方を変えて、刺激を入れていきましょう。
状態が整ったら下腹部のトレーニングを行う
下腹部を日常生活で使うことに慣れてきたら、次はトレーニングを行なっていきます。下腹部の引き締めのためのトレーニングにオススメなのが、【ヒップロールアップ】というメニューです。
やり方
1、仰向けに寝ます。
2、膝を直角に曲げて、手は体の横に置き、手のひらを天井へ向けます。
3、呼吸を吐きながら、下腹部の筋肉を使用してお尻が浮くくらいまで足を引き寄せるように力を入れます。
4、呼吸を吸いながら、ゆっくりと元の位置に戻します。
*この動きを10回x3セット程度行なってください。
あまりハードなトレーニングではないため、毎日行なっていただいても結構です。大切なのは継続することです。最低でも3ヶ月は続けて、習慣化していきましょう。
まとめ
今回は下腹部を引き締めるためのポイントをお伝えしてきました。
・肋骨と骨盤を前傾にする
・普段から使うように意識する
・下腹部のトレーニングを行う
この流れを踏むことで、今まで下腹部のぽっこりに悩まされていた方も改善されるかと思います。
トレーニング方法や骨格の前傾等でわからないことがあればいつでもご相談ください。