歩くと痩せると思っている方は多いのではないでしょうか。確かにダイエットのためにウォーキングを取り入れるのは有効です。しかし歩くだけで痩せるかというとそれだけでは効果は得られにくいです。
今回はダイエットのためにウォーキングをする前におさえたいポイントをお伝えしていきます。
そのポイントとは
①筋トレをする
②足のコンディションを整える
③できるだけ長く歩く
の3つです。
①筋トレをする
ダイエットで体重を落とすには脂肪を燃焼させる必要があります。そこで欠かせないのが筋トレです。筋トレをすることで多くのメリットが得られます。中でも取り上げたいのが成長ホルモンの分泌と基礎代謝の向上です。
成長ホルモンの分泌
筋トレを行い、乳酸と呼ばれる疲労物質がたまると脳から成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンには脂肪を燃焼させる効果があります。またアンチエイジング効果もあり、別名若返りホルモンと呼ばれることもあります。この成長ホルモンが分泌されるトレーニング直後に歩くことで脂肪燃焼効果が得られやすくなります。
TKパーソナルスタジオで提供している加圧トレーニングは乳酸が溜まりやすく、低負荷・短時間でこの成長ホルモンの分泌を促すことができきるという特徴があります。そのため加圧トレーニング後のウォーキングを取りいれているお客様も多いです。
基礎代謝の向上
基礎代謝とは何もしなくても消費するエネルギーのことです。極端な話、一日何もせずぼーっとしていても消費するのがこの基礎代謝です。
基礎代謝は筋肉量を増やすことで向上することができます。筋トレを行い筋肉量を増やすことで見た目も変わりますが、脂肪を燃焼しやすい体を手に入れることができます。
②脚のコンディションを整える
歩く時に気をつけたいのが怪我です。歩くという動作は様々な下半身の筋肉を使います。また長時間になればなるほど体への負担が大きくなります。
特に多いのが膝の痛みが出てしまう方です。膝の痛みが出てしまう方は筋肉ももちろんバランスが崩れていますが、骨の状態も歪んでいることが多いです。O脚やX脚など脚の骨が歪んでいる状態で歩いていると靭帯や筋肉を傷つけることにつながります。
また脚のコンディションが整うと脚の筋肉がバランスよく使われるようになります。その結果脚やせにもつながります。実際に私のトレーニングを受けてくださっているダイエット目的の方のほとんどが脚やせも成功しています。
痩せるために歩いているのに、怪我で動けなくなってしまっては本末転倒です。まずは脚のコンディションを整えて、体への負担を最小限にしてから歩くようにすることをお勧めします。その結果、数値だけでなく見た目も引き締まった脚を手に入れることができます。
③できるだけ長く歩く
当たり前ですが脂肪を燃やすにはなるべく多くのカロリーを消費する必要があります。ですので10分より20分、20分より30分とできるだけ長く歩くに越したことはありません。
しかし限られた時間で取り組まなければいけない方も多いと思います。そこでお勧めしたいのが20分以上は継続して歩くことです。理由は20分以上になると脂肪を燃焼しやすくなるためです。
運動の初期段階では利用しやすい糖分を使用すると言われています。もちろん脂肪燃焼も同時に行われていますが、それまで利用していた糖分から体内の脂肪の燃焼の割合が増えるのが20分以降となります。
ですので歩くときは20分以上から勝負だと思って取り組みましょう。
まとめ
今回はダイエットのためにウォーキングをする前に取り組みたいことというテーマでお伝えしてきました。
①筋トレをする
②脚のコンディションを整える
③できるだけ長く歩く
という3つのポイントが重要です。
ランニングより取り組みいやすいウォーキング。ダイエットには欠かせない有酸素運動です。今回お伝えしたことを踏まえてぜひ取り組んでみてください。