こんにちは、川越のパーソナルトレーニングスタジオ「TKstudio」の大石です。
「昔から筋肉はつきやすい体質だけど足だけ細くならない。」
「運動部の時から、動けば動くほど足ばかりに筋肉がついて太くなってしまう。」
このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
他のパーツに対して足だけにボリュームがあるとどうしてもスタイルは良く見えにくいと思います。
運動部で日々努力してきた方こそ、どうにかして自分の理想とする脚のラインを手に入れたいという気持ちも強いのではないでしょうか。
ということで今回は筋肉質な人が脚痩せを達成する上でのポイントを紹介していきます。
なぜ足だけ太くなってしまうのか??
筋肉質な人が脚が太くなってしまう主な原因は「体を支えるのが骨格ではなく、脚の筋肉に頼ってしまっている」「日常の様々な動作が脚の筋肉が主体で行われている」ことが多いです。
その結果、脚の筋肉に慢性的に疲労物質がたまり、むくみや筋肉の張りにより脚がパンパンになってしまっています。
筋肉質な人が脚やせをする上での注意点
ここからは筋肉質な人が気をつけたい間違った努力に関してお伝えしていきます。
これらに気をつけてマイナスな行動を減らすだけでも美脚につながりやすくなります。
がむしゃらな筋トレ、有酸素運動
多くの方が脚やせを目指そうとすると、「とにかくスクワットをしよう」「毎日走るぞ」などさらに運動量を増やそうとします。
しかし脚が太くなる原因のところでもお伝えしたように筋肉質で脚が太い方の多くが、足に頼って動いていることがそもそも足の太さの原因のことが多いです。
その状態で運動量を増やしてもさらに足の筋肉を使うことにつながり、さらに脚がパンパンになるという負のスパイラルに突入してしまいます。
努力をするのは大切なことです。しかし正しい順番を踏んでいく必要があります。
美脚のための3つの対策
ここからは効率よく美脚を達成するための対策についてお伝えしていきます。
骨格を整える
筋肉質な人は足の筋肉に頼って体を支えやすいです。
まずは骨格(骨組み)を整えて、筋肉ではなく足の骨で体重を支える感覚を掴みましょう。
特に股関節、下腿(膝から下)、足首が歪んでいると骨で支えるのが難しくなり、筋肉で支えがちになります。
ご自身でどのパーツがどのような向きになっているのかを見極めるのは難しいですが、まずは大き関節である股関節を整えるのがオススメです。
セルフでできる股関節の調整動画もありますので参考にしてみてください。
足以外のパーツを使う感覚をつかむ
足に頼らないためにも足以外のパーツで体を支える感覚をつかむことが大切です。
その場で立っていただき、ご自身の体に意識を向けてみてください。
その場で現状体を支えている感覚を感じていただき、それから
・頭を天井に向けて持ち上げる
・首を長くして肩を下げる
・お腹に意識を向けて内臓も含めて上に持ち上げる
これらをキープします。
このように足の上にあるパーツを引き上げる意識を持つだけでも、最初の状態より足の負担が軽減する感覚がつかめると思います。
この状態で日常生活(歩いたり、家事をしたり、買い物をしたり)を過ごすだけでも少しずつ足の負担が分散されてより美脚に近づきます。
しっかりと日々のケアを行う
筋肉質な方は日常動作を筋肉に頼りがちなので、しっかりと筋肉のケアをすることも大切です。
1日の終わりのお風呂上がりなどに脚を中心にストレッチを行いましょう。
血液、リンパの流れが改善して疲労物質が流れたり、ストレス解消にもつながります。
またストレッチをすることでリラックス効果も得られて、睡眠の質も向上します。
まとめ
今回は筋肉質な方が脚痩せをする上で大切なポイントについて紹介してきました。
そもそも運動部だったり、筋肉がつきやすいということは体を変えるための努力をする習慣は備えている方が多いと思います。
あとはその努力の方向性を正しくして、長期的に取り組むことで確実に変化が期待できます。
当店のスタッフも昔は空手でついた筋肉による足の太さがコンップレックスでしたが、上記の内容を実践したことで長年の悩みが解消されました。
同じような筋肉質で足の太さに悩んでいる方のお役に立てると思いますので、ご自身の努力では限界を感じている方はぜひお問い合わせよりご相談ください。