こんにちは、川越のパーソナルトレーニングスタジオ「TKstudio」大石です。
お客様からいただくご相談で多いのが、「肩幅が広い」という悩みです。
肩幅が広いとガッチリとしているように見えますし、服のサイズも合わないなどデメリットも多いそうです。
ということで今回は肩幅が広い女性に向けた対策についてお伝えしていきます。
肩幅が広くなる原因
肩幅が広くなる原因として多いのが、肩の下にある肋骨が開いて上に持ち上がってしまい、上にある肩がすくんでしまっているというパターンです。
言葉ではイメージしにくいので、写真で確認してみましょう。
肩は鎖骨・肩甲骨・上腕骨から構成されています。
これらは下にある肋骨の状態に大きく影響を受けます。
先ほどもお伝えしたように、肋骨が開きながら上に上がってしまうことで、上にある肩を含む鎖骨・肩甲骨も上に持ち上がってしまい
首に近づき、肩がすくんでいるようになります。
パーツが上に集結するとシンプルに逆三角のシルエットになり、肩が広い印象になってしまいます。
逆に肋骨がしまっていて肩から首までが長くなると、モデルのようにスタイルが良い印象に変わります。
いわゆる目の錯覚ですが、本当に見た目に大きな効果があります。
対策
肩幅が広くなってしまう原因を理解したところで対策について考えていきましょう。
1、肋骨をしめる
先ほどもお伝えしましたが、肩関節の下には肋骨があります。
その肋骨が開いてしまうと肩は上がってしまうので、肋骨を閉めることで自然と肩は下がってきます。
締める上でオススメの意識が息を吐くことです。
息を吸うと肋骨は広がり、息を吐くと肋骨は閉まるようにできています。
肩幅が広い肋骨が開いてしまっている方は呼吸も吸う方が優位になっている場合が多いです。
リラックスしている時をイメージして息をゆっくりと吐いていくと自然と肋骨が閉まる感覚がつかめると思います。
ぜひやってみてください。
また肋骨に関するアプローチは以前動画でも紹介しているので、そちらも参考にしてください。
2、鎖骨・肩甲骨の動きを改善する
もう一つオススメしたい対策が、肩幅を構成している肩甲骨・鎖骨の動きを改善する方法です。
写真のように鎖骨と肩甲骨の先が肩になっています。
そのため肩甲骨と鎖骨の動きが悪くなると周りに脂肪がつきやすくなり、結果肩周りのボリュームが出てきてしまいます。
脂肪は動かないところにつくため、鎖骨・肩甲骨の動きが良くなると自然と肩周りがスッキリしてきます。
鎖骨・肩甲骨の動きを改善する方法は後日動画にて紹介したいと思います。
3、背中が使えるようにする
体の構造上、肩がすくむと上半身のシルエットが逆三角形になり肩幅も広くなると説明しました。
それに対抗できるのが広背筋という背中の筋肉です。
広背筋がうまく使えると肩が下がり、首が長くなるという作用があります。
背中がうまく使えると二の腕も細くなるという副産物が得られます。
簡単な運動で鍛えることができるのでぜひやってみてください。
(YouTubeでも解説します)
まとめ
今回は肩幅が広くなりやすい女性向けの対策についてお伝えしてきました。
どちらかというと体のクセによる目の錯覚が引き起こしている場合が多いです。
適切にアプローチすれば改善できますので、ぜひやってみてください。
自分ではうまくできない方はお問い合わせよりご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。